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目からウロコとは、こういうことなのか! [シッダールタ]

ハタチ過ぎに、なぜか仏像が好きになりました。
特に信心深い訳でもなく、ただなんとなく気になって。。。
今から思い返すと、その質感やら周りの空気感やら、抽象的な何かに
惹かれたのだと思います。

興味を持ち始めると、仏像に関していろいろ知りたくなるもの。
で、一冊の仏像解説書を購入しました。

…なんだかよく分からなかった。
いろんな仏像が詳しく解説されているのですが、詳しすぎて頭が混乱するし、
何より漢字ばっかりで。
(仏教用語って画数も多くて、拒絶されているような疎外感も感じますし)

そんなこんなで、悶々としたまま長い時間が経ってしまいました。
しかし、先日素晴しい書籍を見つけました。

「仏像のひみつ」、これはお薦め!
2005年に東京国立博物館で開催された、ある展覧会の内容をもとに
まとめられた本ということらしいのですが、なにより漢字が少ない!

仏像のひみつ

そもそもその展覧会は小中学生向けに企画されたものということで
「わかりやすさ」がキーワードなのでしょうが、まさにツボを押さえた
構成・表現に感激。
(自分のオツムのレベルを再認識できるという副次効果もあり!)

仏像って大まかに分類するとどんな感じになるの?とか仏像って
いろいろ種類はあるようだけど。。。とか、素朴な疑問に対して、
実にベーシックな内容がイラストや写真とともに非常に分かりやすく
まとめられています!

この本を読み終えた後で、以前に買った仏像解説書を読み返すと、
苦もなく、すらすらと読み進めることができました。
恐らく頭がきちんと整理されたため、自然とポイントをつかむ事が
できたのでしょう。
初めてメガネをかけた時の感覚。。。って言えばこの爽快感は伝わる
でしょうか?

そういえば、ピカソの絵画について、3、4歳児向けに書かれた絵本を
読んだことがあるのですが、簡単な言葉のなかに彼の絵のエッセンスが
詰まっていて、驚いたことがありました。

しかめっ面するよりも肩の力を抜くことって大事ですよね。


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