ケーラーをバラしてみる ～Kahler #2200B～

世間が慌しいときに限って、余計なことをしたくな
ってくる。

急に思い立ち、前回記事のAria ProⅡ PE-R80KV
のケーラー・トレモロユニットを分解したくなってしま
った。。。



ドライバーと六角レンチで一気呵成にバラしていく。

サドルのネジが劣化して、分解できないところがある。
またボールベアリングのあるカム部は手持ちのレンチ
のサイズが合わなかったので、取り外しは今回断念。
（成り行きで買ってしまったようなギターゆえ、特に
　ケーラーについての知識は皆無に等しい。今回は
　深追いせず、問題なさそうなところのみバラす。）

その後、時計修理用に置いてあるリグロインで洗浄。
２５年間の油汚れとホコリは想像以上だった。

乾燥させた後、「wenol」で磨き上げるとかなり本来の
輝きを取り戻した。

それから可動部（サドルのローラーとボールベアリング）
に注油をして、再度組み上げてみる。



上述のサドルについては、ここのネジが効かないと
オクターブ調整ができないので、かなり致命的。
無理やりネジを外して、別のネジに交換するか、
サドルだけ取り寄せて丸ごと交換するか検討要。

他のサドルも若干ガタついているようなので、丸ごと
交換すれば話は早いが、余計な出費は控えたい。

カム部については、ベアリングのアクション自体は
問題ないし、今回の洗浄と注油で本来の機能は
回復できているはずなので、当面現状で様子を見て
みることにする。

ともあれ、注文中のストリングロックももうすぐ手に
入るので、ようやく本格的に遊べそうである。

。。。最近このギターに夢中で、全く仕事をしていない
ことに気付いた。

まあいいか。