ただ欠ける。だから、ただ探す。 ～老師と少年～

読了後、すぐにもう一度読み返した。
やはり完全には理解できなかった。











森の向こうの庵に住まう老師と、苦悩を抱えた少年
との九夜にわたる問答。


-前夜

いや、何も報われない。救われない。


-第一夜　

しなければいけないのではない。
そうせざるをえない人がこの世にいるだけなのだ。


-第二夜

君は会ったこともない人を探し出すことができるか。


-第三夜

ただ欠ける。だから、ただ探す。


-第四夜

なぜ信じられなかったのですか？

理解したかったからだ。


-第五夜

信じていることを忘れたとき、人は理解する。


-第六夜

断念せよ。
答えが問いを誤らせるからだ。


-第七夜

器をつくり、それを磨くとき、そこに水は満ちている。


-後夜

生きる意味より死なない工夫だ。




これから、何度この書を読み返すことになるの
だろう。。。