【メモ】 誤差6500万年に1秒 「光格子時計」 [時計よもやま]
情通機構と東大、二つの「光格子時計」で誤差6500万年に1秒
情報通信研究機構と東京大学は共同で、新しい光原子時計の
方式である二つの「光格子時計」間を光ファイバーで結び、
6500万年に1秒のわずかな誤差でこれらがほぼ一致した時を
刻むことを確認した。
日本の発明である光格子時計を用いて、今後、国際基準の「1秒」を
再定義することを狙う。応用物理学会の英文速報誌アプライド・
フィジクス・エクスプレス電子版に発表した。
光格子時計は2001年に香取秀俊東大准教授(当時)が提案し、
05年に実現された光原子時計の新方式。今回、情通機構と東大が
それぞれが独自に開発してきた光格子時計を60キロメートルの
光ファイバーで結び、世界で初めて双方の時計が生成する周波数を
比較した。
これは標高差が56メートルある2地点で相対論的な時計の“ずれ”
(一般相対論的重力シフト)をリアルタイムに検出できることに相当
する。光格子時計により、従来の15ケタから16ケタに時計の精度を
向上できることを示した。
時計の性能は、これと同等かそれ以上の性能を持つ時計との周波数
を比較することで評価する。精度が17ケタまで向上すれば地下資源の
探索などに使えるほか、生産現場で使われる精密機器などの基準周
波数を短時間で校正できるようになる。
引用先こちら
情報通信研究機構と東京大学は共同で、新しい光原子時計の
方式である二つの「光格子時計」間を光ファイバーで結び、
6500万年に1秒のわずかな誤差でこれらがほぼ一致した時を
刻むことを確認した。
日本の発明である光格子時計を用いて、今後、国際基準の「1秒」を
再定義することを狙う。応用物理学会の英文速報誌アプライド・
フィジクス・エクスプレス電子版に発表した。
光格子時計は2001年に香取秀俊東大准教授(当時)が提案し、
05年に実現された光原子時計の新方式。今回、情通機構と東大が
それぞれが独自に開発してきた光格子時計を60キロメートルの
光ファイバーで結び、世界で初めて双方の時計が生成する周波数を
比較した。
これは標高差が56メートルある2地点で相対論的な時計の“ずれ”
(一般相対論的重力シフト)をリアルタイムに検出できることに相当
する。光格子時計により、従来の15ケタから16ケタに時計の精度を
向上できることを示した。
時計の性能は、これと同等かそれ以上の性能を持つ時計との周波数
を比較することで評価する。精度が17ケタまで向上すれば地下資源の
探索などに使えるほか、生産現場で使われる精密機器などの基準周
波数を短時間で校正できるようになる。
引用先こちら
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