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知られざる世界遺産 ~広東省開平~ [My Traveling Bag]

一面に広がる田園風景に、まったく場違いな西洋風の建築物。

所用で香港に行くことになり、その近辺の情報を集めていたら
面白い風景を見つけたので、迷わず行ってみることに。

自力村2.jpg

場所は、中国広東省の開平。
このかなりシュールな風景が評価されて、2007年に世界文化
遺産(開平楼閣と村落)に登録されているとのこと。
もちろん知りませんでした…

当地の歴史・解説については、コチラなどをご参照下さい。
公式サイト(中国語・英語のみ)もあります。

主な見所は5ヶ所あるのですが、その内のひとつ「自力村」の
とある住居。今でも人が住んでいます。
少し見づらいですが、戸口左右のスローガン(「自由主義」「民
権?達」)がラディカルです!
さすがは孫文のお膝元か!?


自立村1.jpg

こちらは、「馬降龍」という集落。
「碉樓」が周囲の竹林から頭をのぞかせる景色に面白味が
あります。

馬降龍.jpg

こちらは「赤坎古鎮」と言われる一角。
ヨーロッパを思わせるお洒落な町並みで有名で、映画のロケ
にも使われているそう。
けっしてドブ川の色に目を奪われないで下さい(笑)

赤坎古鎮1.jpg

時間がゆっくり流れる町並みです。

赤坎古鎮2.jpg


さて今回は、香港から開平に入ったわけですが、広州経由では
移動だけで一日終わってしまいそうで効率が悪い。。。
いろいろ調べていると、どうやら香港から開平に近い「江門」という
比較的大きな町にフェリー(実際はジェットフォイル)が出ているよう
なので、船で行ってみることに決定。
前日にチケット売り場でいろいろ聞き込みをすると、なんと開平への
直行便があるとのこと。これは移動時間が大幅に節約できるので
当然この直行便に即決!

ところが。。。
当日何を思ったのか、開平行きのチケットを握り締めて、江門行き
の船に乗り込んでいました。同じ時間に出港すんなよ!
船内のモニターにも「行き先:江門」と掲示されていたにもかかわら
ず、江門港に到着するまで間違いに気付きませんでした。
(予定よりもえらい早よ着いたなあ~。。。あれ、ここ江門やん!
 江門って、ここ開平ちゃうやん!という流れです)


絶体絶命!困った!!泣きそう!!!



実は、
今回初めて知ったのですが、珠江デルタ地域のフェリーって、港から
近郊の主要な街まで車で無料送迎してくれるっていうネ申のような
サービスがあるんですねぇ!

何やかやと紆余曲折を経ましたが、ボロボロのワンボックス車は
予定よりも約一時間遅れで、ボクを開平まで送り届けてくれました。
もちろん無料で。多謝!

現地着が13:30頃だったので、自力で現地を回るのはあきらめて、
タクシーを借り切ることにしました。
開平の情報が少ないので判断に迷うところですが、バス乗り継ぎ等
自力で主要な見所を回るのは丸一日は必要かと思いました。
(各見所の距離が離れていますし、接続も結構悪そう)

貴方も、知られざる世界遺産「開平」に是非!
(フェリーの乗り間違いにはご注意を!)

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