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学研をホメ殺す ~アナログ・シンセサイザー SX-150 の巻~ [つれづれ ~Music~]

たまたまアマゾンで、新刊書籍をチェックしていたら、
思わぬものを見つけてしまった!

ワクワクさせてくれる「おもちゃ」が、またひとつ増える
ことになりそうだ。


SX-150.jpg

強烈にボクの物欲を刺激し続ける学研の
「大人の科学マガジン」であるが、”棒テンプ式
機械時計”、”テルミンmini” に続いて、近々更に
強力な新刊、つまりは「ふろく」を世に出すようだ。


大人の科学マガジン別冊 シンセサイザー・クロニクル









今回は「別冊 シンセサイザー・クロニクル」と題した特別
編集版で、シンセサイザーの歴史や原理を解説する内容
とのこと。
しかし何と言っても興味を引いてやまないのは、「ふろく」
の”アナログ・シンセサイザー SX-015” である。

「ふろく」の開発にかかるスタッフの試行錯誤の様子は
同社のサイトで紹介されている通り。シンセサイザーの
基本構成(コントローラー→VCO→VCF→VCA→EG)
からVCA部が省略され、EGも簡略化されてはいるが、
LFO部で矩形波と三角波の波形選択ができる(!)こと
も含め、アナログ・シンセの基本的な機能は何とか確保
されている模様。
ベースとなる波形を変化させて音色を作っていくという
アナログ・シンセのキモとなる部分はしっかりと残され
ている。

3,360円というコストを考えればガンバッたと充分評価
できよう!
学研、お前って奴は。。。(泣)

個人的な注目点は、入力端子が装備されていること!
下の画像の通り、テルミンminiを接続することが可能
である。

以前の記事で「テルミンMini」について書いたことがある。
その中で「波形を加工して、音色を変化させられるように
なるとより面白くなりそうだ。」と書いたのだが、それが
現実のものになるようだ。

cimg12.jpg


ところで、文系人間の悲しいところでインピーダンスとか
って正直良く分からないのだが、エレキ・ギターを接続
しても問題ないのだろうか?

もし可能ならば、エレクトロ-ハーモニクス社の
「MICRO SYNTHSIZER」みたいな使い方を低コストで
実現できるのではないだろうか?!

価格が10数倍違うので、過剰な期待は慎んだほうが
賢明かもしれないが、意外な使い方(遊び方)が見つ
かるかもしれない。

簡単な改造で対応できるなら是非やってみたいし、天下
の学研様なので、そのあたりは抜かりなく解説記事が
掲載されるであろう。
(その他、コスト面から省略された機能を復活させる改造
 のやり方とかにも期待大!)

テルミンmini 用(筐体を買って一体化!)とギター接続用
の最低2個は買わなければいけないような気がしてきた。
発売日(7月30日)が待ち遠しい!






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sakusaku

moog IIIc + Roland MC-8ではないですが SX-150 + SHARP PC-G850(ポケットコンピュータ)をつないでBEEP命令で自動演奏をやってみようと発売前からインターフェイスを作ってます。MC-8とPC-G850は同じZ80というCPUを使用しているから案外うまくいくかも。←無茶?
by sakusaku (2008-07-18 12:15) 

KEN

>sakusaku サマ

コメントありがとうございます!
過去の記事ってほとんどチェックしてなかったので、今頃のご返事となり申し訳ありません。
電気のことが全く理解できていない私にとっては、インターフェイスを自作されるなんて、神様のようです。
自動演奏は、うまくいきましたでしょうか??

by KEN (2008-08-12 21:24) 

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