寺社の大修理と宮大工さん ~知恩院・集会堂~ [京都徒然]
現在、京都の知恩院で「集会(しゅうえ)堂」
(重要文化財)の大掛かりな修理作業が行われて
いる。
9月中旬に2日間だけ一般に公開されるというので、
見学に行ってきた。
江戸前期の1635年に建立された集会堂は
42.9mX23.7mというかなり大きな建物で、法要
を営む際、本堂に昇る前に法鼓を聞き装束を着けて
集合するための施設とのこと。
今回の大修理では屋根瓦をふくための下地となる
屋根の木組みを一度解体し、傷んだ部分を修復
して再度組み直すという作業をするということで、
係員の方の話では、このように木組みを間近で
見ることが出来るのは、150年に一度のチャンス
なのだそうだ。
たった2日間の一般公開のために、木組みの構造・
仕組み等について、説明用のパネルが準備されて
いたり、使用する工具・道具の解説がなされていた。
また宮大工さんの作業実演もあり、なかなか見応え
のある一般公開だった。
なんでもこの集会堂をたった6人の宮大工さんだけ
で修理するらしく、膨大な時間(もちろん費用も!)
がかかるのは想像に難くない。
日本にある貴重な神社仏閣を今後も維持していく
ためには、こういった作業に従事される人たちの
確保や育成も大変なのだろうなと他人事ながら
考えてしまう。
(しかしいつも思うことではあるが、やはり職人さんは
素敵だ!!)
春の特別拝観に次ぐ、今年2回目の知恩院。
何だか今年は御縁があるようだ。
(重要文化財)の大掛かりな修理作業が行われて
いる。
9月中旬に2日間だけ一般に公開されるというので、
見学に行ってきた。
江戸前期の1635年に建立された集会堂は
42.9mX23.7mというかなり大きな建物で、法要
を営む際、本堂に昇る前に法鼓を聞き装束を着けて
集合するための施設とのこと。
今回の大修理では屋根瓦をふくための下地となる
屋根の木組みを一度解体し、傷んだ部分を修復
して再度組み直すという作業をするということで、
係員の方の話では、このように木組みを間近で
見ることが出来るのは、150年に一度のチャンス
なのだそうだ。
たった2日間の一般公開のために、木組みの構造・
仕組み等について、説明用のパネルが準備されて
いたり、使用する工具・道具の解説がなされていた。
また宮大工さんの作業実演もあり、なかなか見応え
のある一般公開だった。
なんでもこの集会堂をたった6人の宮大工さんだけ
で修理するらしく、膨大な時間(もちろん費用も!)
がかかるのは想像に難くない。
日本にある貴重な神社仏閣を今後も維持していく
ためには、こういった作業に従事される人たちの
確保や育成も大変なのだろうなと他人事ながら
考えてしまう。
(しかしいつも思うことではあるが、やはり職人さんは
素敵だ!!)
春の特別拝観に次ぐ、今年2回目の知恩院。
何だか今年は御縁があるようだ。
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