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猊下の金時計、後日談 [時計よもやま]

先月末の情報ではありますが、ちょっと気になるニュースが
ありました。

PP Ref.130.jpg
<画像はイメージ:㈱シェルマンHPより>


1942年にルーズベルト米大統領からダライ・ラマ14世に贈られ
たという金時計の話は、以前の記事で触れた通り。

その金時計と一緒に渡された書簡の写しが2010年2月18日
のオバマ米大統領との初会談の際に、猊下に贈られたという
ニュースでした。
(本来は書簡と一緒に時計が渡されたと言うべきでしょうが…)

<asahi.comより引用>
訪米中のチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(74)は
19日、オバマ米大統領から前日の初会談の際、約68年前に
受け取って紛失していたルーズベルト大統領(当時)からの親
書の写しを贈られたことを明らかにした。「当時は7歳。贈り物
の時計にしか興味がなかった」と振り返り、オバマ氏の粋な計
らいに顔をほころばせた。

当地で非営利組織「全米民主主義基金」から民主主義の表彰
メダルを授与された式典であいさつした。

親書は第2次世界大戦中の1942年、チベットを訪れたルーズ
ベルト大統領の特使が、ダライ・ラマに面会したとき、金時計と
ともに贈ったもの。ダライ・ラマは「親書がどこに行ってしまったか
分からない」「親書の封筒がきれいだったから、何週間もそれで
遊んでいたことを覚えている」などと思い出話を披露し、会場を
沸かせた。
<引用終了>

こちらのHPに当時の往復書簡の全文が掲載されていますが、
これを読むと「月齢と曜日の出る極めて精巧な金時計」と書か
れています。時計の画像を探してみたのですがなかなか見つ
けることができませんでした。。。
是非とも、じっくりと現物を拝見したいものです。

ところで上記のオバマ対談、報道されている限りでは「とりあえず
顔を合わせた」という程度のよう。
今のアメリカには状況を改善する能力も意志もないようです。
時間はかかるのでしょうが、中国の内側からの「何らかの大きな
ウネリ」に期待をかけるしかないのかも知れません。

チベット、東トルキスタン、内モンゴルの人々、そして約4年間の
生活で知り合うことができた漢族の友人達を想います。

数ヶ月前の言葉を繰り返します。
「多様性こそ、エライ!」












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