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180/200の豊穣 ~ブラック・ミュージック アフリカから世界へ~ [My Music Box]

ピーター・バラカンさんが厳選に厳選を重ねたアルバム
200枚(≒アーティスト200組)。
そのうちボクがアルバム単位で「知っている!」と言える
アーティストはわずか20組のみ…

実はもう少し多いはずだと思っていたので、ちょっとガッ
カリしてしまいました。

200CDピーター・バラカン選ブラックミュージック








「ブラック・ミュージック」と銘打たれたこのガイドブック。
以前読んだ「魂(ソウル)のゆくえ」の内容も含んだ米国
の黒人音楽の解説書だと思い込んで読み始めた訳なの
ですが、豈図らんや!

第一章はアフリカの音楽。
第二章が、カリブ海・ラテンアフリカの音楽。
その後の第三章でアメリカの音楽が紹介されます。

この構成には、非常に納得できます!
このフェアな視点が、バラカン氏ならではということなの
でしょう。

あくまで氏のフィルターを通してセレクトされた200組で
あることは肝に銘じておく必要があるとは思いますが、
”ブラック・ミュージック”の豊穣なる世界に足を踏み入れ
るには最適のガイドとなるでしょう。

読了後、ふと歓びを感じました。
何故なら、少なくとも180組のまだ未体験のアーティス
ト達の素晴らしい音楽が待っている訳ですから。

なおこの本の「まえがき」でも紹介されていますが、
アフリカ音楽に焦点を絞るのであれば、荻原和也さん
という方が書かれた「ポップアフリカ700」という強烈な
書籍も別途あるようです。
。。。700枚もかよ!


ちなみにバラカン氏の本で紹介されている中で、ボクの
お気に入りはこちらの2点。


アフリカ音楽の黄金時代~西アフリカ篇








ゴールデン・アフリーク Vol.1(西アフリカ編)
充実の2枚組・145分。
少しぐらい嫌なことがあった日でも、このCDを聴き
終わる頃には、Happyな気分になっているでしょう!
若き日のユッスー・ンドゥールやサリフ・ケイタの歌声
に酔いしれて下さい。


カフェ・アトランティコ








セネガルの西500Km。
大西洋の真ん中に浮かぶ島国”カボ・ヴェルデ共和国”
の歌姫「セザリア・エヴォラ」。
レモンを数滴、ラムに落として。

















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